グリーンコミュニティ事業

コミュニティを育てるのに様々な専門家の力を借りる

グリーンコミュニティ事業の詳細説明

公園を育てる

公園は住民や利用者の目的地であると同時に、街へ向かっていく出発地でもあります。問題なのはその公園をどう「育てる」か。私たちは街の賑わいの中心となる公園の維持管理はもちろん、公園を中心とした街の周辺エリアの魅力が高まる仕掛けまでご相談いただけます。例えばマルシェイベントやクリスマスマーケットイベント。周辺のお店を営む商店の方に出店していただき、商店街などへお客様を誘導する仕組みづくりや、行政機関と連携して防災イベントと親子連れが楽しめる賑わいを掛けあわせて、避難先である公園に防災教育の場を創出する活動など、公園を活用した街のコミュニケーションの起点づくりをお手伝いしております。

植物を暮らしの中へ

暮らしの中にもっと身近な草木を提供する取り組みを行っています。例えば、東京都薬用植物園での長年の経験をもとに様々な技術を用いて提供している「キッチンガーデン」。この「キッチンガーデン」とは、元々イギリス庭園や江戸時代以前の日本で多くみられた庭造りで、「ガーデン(庭)」に「ファーム(畑)」を掛け合わせ、果実や香草を植栽し見て楽しむだけでなく、実際に食材として利用できる、季節の恵みを味わうガーデンです。この手法を集合住宅や企業緑化に応用し、四季を感じる暮らしを演出できることはもちろん、住民同士や地域内に新たなコミュニティを創出いたします。

 

公園や緑地を守る

街での暮らしで接する機会が最も多い公園や学校施設。この緑地化された場所や街に植えた木々は、ある程度の人間の手助けが必要です。私たちは創業以来培ってきた緑に関する技術を駆使して、木々の手入れや病害虫対策など、公園や緑地を守る事業を行っております。その際に緑地以外の設備の相談や他建築の緑に関するご相談をいただくことも。わたしたちはみどりを守るというきっかけから生まれたコミュニケーションを大切にし、木々に向き合うことと同じくらい真摯な姿勢で人と向き合うことを大切にしています。ちょっとしたご相談でも、私たちができる範囲で解決できる課題には全力で取り組んでまいります。

 

地域のみどりを守る

街に古くから存在している樹木は、多くの歴史と文化を携えた貴重な存在です。私たちはその地域が大切にしている「保存樹」を育て、未来につなげる活動を行っています。
地元荒川区では街の数少ない保存樹の保全に尽力するとともに、地域全体で緑の手入れをする提案など、樹木から人の輪や保存樹という存在に気づいてもらうことに注力しております。
また、日本の農林水産省のつなぐ棚田遺産に選ばれた新潟県十日町の儀明の棚田は、シンボル樹の桜が水を張った棚田に映りこむ素晴らしい景観を持っています。その桜を保全し、DNAを引き継ぐ苗木を育てる活動など、古きを残し維持するための仕組みづくりを行うことで、より良い日本へ繋がっていくと信じています。

街に畑を増やす

私たちの祖先は畑と里山のそばで暮らしていました。現代社会の都市生活では畑や里山は遠い存在となってしまい、小さくとも畑を求める人々が増えてきました。北部緑地では地元荒川区を中心に小さな畑つくりの活動を応援しています。
荒川区は江戸時代には多くが農村で、地名由来の作物も多く存在しています。私たちはそれらの「江戸伝統野菜」の普及にも取り組んでおり、三河島菜や汐入大根を育てる活動も行っています。畑や野菜つくりを通じたコミュニティは日常の活力を生み出し、災害時には助けあえる頼もしい存在にもなりえるのです。
こうした活動も企業として取り組むことで、より「四季を感じる暮らし」を皆さまにご提供できると信じ活動しています。

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