個人ブログ ふらふらと公園巡り 神戸編 2024.08.24 こんにちは!北部緑地の社長してます京極と申します。僕たちは造園業として多くの公園や緑地を創っていますが、日本全国には13万8千もの公園があり、その数は年々増えています。このブログではそんな星の数ほどある公園の中から、何かと話題となっている場所をご紹介したいと思います(と言っても僕が行けたところばかりですが笑)今回はお盆明けに関西に行ってきた際に訪れた公園を2回に分けてご紹介します。まずは神戸市編です。 まだ夏休み真っ盛りという人ごみの三ノ宮駅を降りて海側へ進むと、超高層の神戸市役所の前庭のポジションにあるのが「東遊園地」です。いきなり遊園地?と思う方もいると思いますが、こちらはおよそ150年前に神戸居留地の外国人向けにつくられた運動公園がその由来で、1995年の関西・淡路大震災以降は追悼・慰霊の場ともなっている伝統ある公園です。近年リニューアルをしたということで僕たちの業界では話題でしたので見てきました。 東遊園地 URBAN PICNIC 公園配置図は東遊園地を運営するUBBAN PICNICさんのHPより拝借致しました。東遊園地の歴史から、現在の施設紹介はもちろんですが、僕たちの業界ではこの伝統と格式ある公園をどうやって新しい使い方へのアクションやリニューアルにつなげていったのかが分かりやすく掲載されているので是非リンク先のHPをご覧ください。この素敵なHPを見ると、この公園は誰が管理しているの?と疑問が湧くかもしれません。旧来の公園はお役所が管理するところ(いまでも大部分はこちら)ですが、民間事業者のアイデアや運営能力を期待して公園の運営を委託する事例が増えており東遊園地もそのひとつです。リニューアルの際は民間事業者の設計提案に加え、国交省が整備したpark⁻PFIという制度を活用して、Caféのような収益事業も計画し収益の一部を公園に再投資する仕組みを取り入れています。同様の仕組みで新しく誕生した公園は数多くありますが、東遊園地はその仕組みが出来る前から公園を活用しようという動きがあり、その延長に現在の姿がある点が大きな特徴です。詳しくは(社)日本公園緑地協会に説明資料があったので、興味のある方は是非ご覧ください。 公園リニューアルとPark–PFIを活用した運営事業 東遊園地の事例 お盆明け・月曜・午前中・雨降りそうという条件でしたので、人は少なかったですが、その分隅々まで公園の細部を堪能することができました。語りたい事は沢山あるのですが、それだけ様々な人が使うことを考えられており居場所となる場所が沢山仕掛けられていました。訪れた人はそれぞれ違ったお気に入りポイントが見つかるような公園でした。 続けて訪れたのは神戸市立磯上公園。先に建替えられた体育館に続いて2024年に公園がリニューアルオープン。こちらも東遊園地同様に外国人用のスポーツ施設が由来のようです。地図を見て東遊園地から近かったのでふらふらと立ち寄り、こちらの施設を紹介しているウェブサイトを探していらた、神戸市内の公園を紹介している優秀なウェブサイトを見つけたので、こちらを見てもらうと素敵な写真と公園の説明が一目瞭然です。運営者は行政でなく民間のようです。 磯上公園 – 神戸 まちガイド (kobe-machiguide.com) この公園で記憶の残ったのは何故か運動公園の一角に存在感抜群で鎮座する日本庭園が新しくできていたことです。最近は新たに日本庭園を造る機会が少ないですが神戸市の造園関係者の力作です(羨ましい) この日は2つの公園をふらふらと見て回り、その後元町中華街でお昼を食べて元町のアーケード街をふらふらとしながら次の目的地大阪へ向かいました。寝る前に歩数計を見ると19,000歩!次回は大阪の公園をふらふらと見て回ります。 投稿者プロフィール 京極 最新の投稿 個人ブログ2024年10月29日第5回宮前ソラのマルシェ(入門編) 個人ブログ2024年10月29日第5回宮前ソラのマルシェ(プロ用編) 個人ブログ2024年9月23日秋分 ようやく秋の兆し なつめの樹 個人ブログ2024年8月31日ふらふらと公園巡り 大阪編 Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 投稿者: 京極 個人ブログ 四季を感じる暮らし 小暑と大暑の間のクラフトコーラつくり 前の記事 ふらふらと公園巡り 大阪編 次の記事