個人ブログ 小暑(しょうしょ):二十四節気 2022.07.07 こんにちは!北部緑地の社長してます京極と申します。僕たちは造園業という商売柄、季節にとても敏感です。日本には古来より四季に適応した持続可能な生活を行ってきた文化があります。このブログでは二十四節気という季節の節目と共に街で感じられる四季を綴っていきます。 皆さんも良かったら季節の変化を探してみて下さい。 7月7日(木)小さく暑いとかいて「小暑」という節目です。暑くなってくるという時期で、次の節目は予想通り大暑となります。それよりも「七夕」の方が馴染み深いですよね。七夕は中国や韓国などアジア圏で共通する風習であり、日本では古事記にも記述があるほど昔から行われている大切な季節の行事です。 七夕と言えばお祭りごととして竹に飾り付けや願い事をぶら下げ、祭りの後は川に流したり、竹ごと燃やしたりします。ところで皆さんの周りでは竹は容易に手に入りますか?都市部では開発に伴い竹林は姿を消し、七夕の竹は購入するのが当たり前に様な話も聞きます。我が家も竹的やるで代用(;^ω^) ちなみに竹と笹は同じイネ科タケ亜科の植物でものすごい種類数がありますが、見た目や名前は判別しずらく(メダケという笹やオカメザサという竹も^^;)タケノコの皮を見ないと区別が難しいです。また竹や笹は切り口を水につけても切り花のように長持ちはせず、我が家も当日には黄色くなっちゃいました。七夕の準備は直前の方が良いですね。 七夕の季節は例年梅雨時期にあたり(沖縄や北海道を除く)、ジメジメした小暑にふさわしいのですが、今年は日本中が異常気象で、関東では例年の7月19日頃から大幅に前倒しされた6月27日に梅雨明け宣言が発表されました。僕はたまたま前橋市へ出張中でなんでこんな日に前橋・・・と思いましたが、その後の連日40度前後の前橋市の気温を見ているとまだましな日だったと安堵しています。 例年よりだいぶ早く訪れた夏ですが、夏野菜の生育も日射と共に活発となり、トマト、キュウリ、シソなど夏の太陽を一杯に浴びてどんどん成長しています。ちょうど今朝も会社の机に野菜がおいてあり、社員が市民農園で育てた野菜のおすそ分けだそうです。夏野菜は水分を沢山含んでいて体の熱を逃がしてくれます。特にキュウリなどのウリ科はカリウムが豊富で、利尿作用で更に体温を下げてくれます。 もぎたてのキュウリは歯ごたえやみずみずしさが格別ですが、育ちすぎたキュウリを醤油などで煮詰めた佃煮もご飯のお供に最高です。最近関東では山形郷土料理の『だし』を目にする機会が増えました。これはキュウリやナス、シソやミョウガなどを細かく刻んで味付けした料理で、冷奴にのせて食べると無限に豆腐お替りができます♬今年は長い夏となりそうですので、夏野菜を使った新しい味に挑戦する絶好の機会と捉えて、楽しんじゃいましょう!! Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 投稿者: 京極 個人ブログ 四季を感じる暮らし 社長の鞄の中身 vol.2 「秘密のペンケース」 前の記事 大暑(たいしょ):二十四節気 次の記事