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ふらふらと公園巡り 大阪編 2025夏

こんにちは!北部緑地の代表してます京極と申します。僕たちは造園業として多くの公園や緑地を創っていますが、日本全国には13万8千もの公園があり、その数は年々増えています。このブログではそんな星の数ほどある公園の中から、何かと話題となっている場所をご紹介したいと思います(と言っても僕が行けたところばかりですが笑)6月に続き、真夏の大阪に行ってきたので、その時に訪れた公園をご紹介します。

今回訪れたのは大阪城の南側に新たに出来た公園?で、広い芝生空間と気持ちの良いフードヴィレッジが併設された「なノにわ」元々難波の宮の遺跡があるエリアを使いやすい空間へと生まれ変わらせたエリアです。

実は僕の友人が「なノにわ」にクラフトビールのお店をオープンさせたので、是非行きたかったのです。うだるような真夏日ですが、お店主催の水鉄砲遊びをしながらのクラフトビールは最高でした!天王寺エリアや万博の帰り道に是非寄ってみてください。

続いて数年ぶりに天王寺動物園へ
公園巡りなのに動物園?いえいえ動物園はランドスケープの要素が沢山散りばめられている場所です。そして今回の旅はこちらがメインイベントです。実はサバンナエリアをグランドデザインされた大先生自らのご案内で動物園内をしっかり見てきました。めちゃめちゃ暑かったけど、とても勉強になりました。先生曰くこのサバンナエリアは肉食動物と草食動物が同じ景色の中に入るように日本庭園の技法を用いているそうです。

続いて天王寺動物園横の日本庭園「慶沢園」へ
こちらは京都でもお庭を拝見した小川治兵衛さんの作品で、今回のお施主さんはあの住友家。隣接する大阪市立美術館とセットのお庭です。なんでも住友家が邸宅として作ったけどだんだん周囲が開発されて騒がしくなったので、建物とお庭を大阪市に寄付して他に移ったとか。お金持ちの考えることは分かりませんが、お庭はとても良いお庭で、こちらも大阪観光の際は是非見てみてください。

翌日も外を歩くのが危険な気温でしたが、こちらも行きたかった茨木市の子育て複合施設おにクルへ。
また公園じゃない…ですが、建築全体が公園のような公共施設となっていて、外にいるのが危険な真夏日も館内は大賑わいでした。屋上庭園や建物周辺のランドスケープも含めて、造園人としても一度は見ておくべき施設だと思います。

おにクルの建築設計者は伊東豊雄さん。数々の建築設計を手掛けている方で、個人的には図書館建築に興味を持っています。ちょうど書籍を読んでいた「ぎふメディアコスモス」も設計されているので、次回は公園と図書館シリーズもご紹介したいと思います。

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